高速道路

記憶の記録

小林さん

真結香の前で泣いたこと、真結香も泣いてくれたことをたまに思い出す。人前で泣くなんて、一人で泣きたいけれど、泣けない。安心して泣いてしまう。今日は小林という人が話を聞いてくれた。ほっとけないって、でも、小林の優しさはなんだか小林の為にあるのではないかと思ってしまった。素直にありがとうと思えればいいのに、私は小林の前で安心して泣いてしまった。一人で泣ければいいのに。泣いたのは久しぶりだなと思った。役場に出した病院からの診断書を見せてもらったら、適応障害と書かれていた。婦人科と、整体に行きたい。